日本人にとって海外でのパイロット訓練で大きな障壁となる可能性があるのが、英語で行われる無線交信です。特殊なルールに則って使われる用語や意思疎通の習得には、普通の英会話学習とはまったく違ったアプローチが必要です。
さらに実践的な技能の必要性に加え、カナダ TCCA (Transport Canada Civil Aviation) では国内外のフライトにかかわらず、すべての免許申請者は航空英語能力証明(ALPD / Aviation Language Proficiency Demonstration)のテストに合格することが義務付けられています。
このプログラムでは単に規則的な内容だけでなく、交信の情報をもとに下す意思決定のプロセスやパイロットの心理状況など、日本人の国民性や文化的な背景も大きく影響する事がらまで扱い、英語での交信の苦手意識を取り除き、免許取得後に世界中を自信を持って飛べるよう効果的に技能を高めることが可能です。
ATCは空の安全に直結する重要な技術であることから、細かな点までミス・コミュニケーションや誤解のないように、講義は日本語で行われます。また管制塔の見学、管制官との質疑応答も行います。
また PEOC では長年に渡り日本の各エアライン、使用事業社や個人のパイロットに向けて JCAB 航空英語能力証明試験対策の講座を SKYPE を通して行っております。
講座費用(税別)
対面講座 CAD $65.00 / h
教材費用(PEOC オリジナルテキスト・音声教材) CAD $100.00
JCAB 航空英語能力証明試験対策通信講座 CAD $50.00 / h
(使用教材:
パイロットのためのICAO航空英語能力試験教本、ワークブック)